SNOWTREK PRIVATE SUPPORT FOR SNOWBOARDING

シニアのスノーボード

転ぶことやケガが心配で、躊躇している年配の方に挑戦していただきたい!

「 スクールに入るならいいですよ 」

という、奥さんとの約束で、
スノーボードするときは必ずインストラクター同伴で滑る60代の男性が
毎週のように滑りに来られていました。

「 先生がいっしょなのに、なかなかうまくなんねえ 」

とか、いいながら、
いつも、我先にとリフトを降りて、滑っていってしまいます。
ほとんど、インストラクターの話は聞いてませんから、
それもそのはずですが…

上達よりも雪の上を滑る楽しさを満喫されているようです。

インストラクターは「 ただの付き添い 」と思われていたかもしれませんが(笑い)
困ったときに手助けできる存在が近くにいることは、心強かったはずです。

「 孫といっしょに滑りたくて !」

という理由からだったようです。
70才を過ぎてからスノーボードに挑戦するために、
シーズン当初から頻繁にレッスンに足を運ばれ、
シーズン後半には、

きれいなターンを披露されるようになりました!

その後に、お孫さんらしきお嬢さんと
いっしょにリフトに並んでおられる
楽しそうな笑顔を拝見しました。

ほんとうにお孫さん?かな…

体力のありそうな、まだまだ若い男性は

最初のうちは自信満々な様子で、率先して挑戦しながら
順調にレッスンを進めていたのですが、

力任せにやろうとしていることが多く、

だんだんと疲れてきたのか、転んだり、失敗したりと、伸び悩んでいました。

慎重に挑戦していた年配の女性は、

初めはおっかなびっくり、恐る恐るという感じで、
いつも最後の方から遠慮がちに滑り出していたのですが、

ゆっくりとターンができるようになって、

レッスンが終わるころには、とても丁寧な動作で
上手に滑れるようになっていたんです。

習得に年齢は関係ありません!

スノーボードは、1枚の板が自然に坂を滑ってくれるので、

動力はいりませんよね。
体力や運動能力は求められないんです。

スノーボードは、年齢に関係なくできるようになります!

バランスをとりながら、ボードを操作する
「 身体の使い方 」を身につけるだけなんです。
身体の使い方といっても、難しいことではありません。

遠くを見て、手を広げて、身体を回す

「 遠くを見て、手を広げて、身体を回す、 」
これだけで、スノーボードは滑れるようになっていきます。

「 遠くを見る 」 のは…

目線のリードで頭が回り、身体の操作がしやすくなります。
バランスをとるにも効果的で、目線が安定することが、
スノーボード上達には欠かせません。

顔をあげることで三半規管が働きやすくなって、
平衡感覚が安定するんです。

「 手を広げる 」 のは…

人間本来のバランス能力を活かしやすい動作で、
体勢を崩したときのリカバリーにもとても役立ちます。

河原で石から石へ、とび渡っていくことを思い描いてください。
手を広げることで、
小鳥のように軽やかに飛びながら移動していくイメージ!
まさしく不安定感がなくなって、楽にバランスがとれるんです。

「 身体を回す 」 のは…

曲がりたい方へ身体を回すことで、
ボードへ力が伝わり、滑る向きを変えていくためです。

身体をねじる反動でボードの向きを変えることもできますが、
「 逆ひねり 」の動作は、その後の上達の妨げになることもあり
お薦めしていません。

体軸を中心に、
身体とボードを同じ方へ回すことから習得していきます。

目線と手の先行動作で、

上半身 → 下半身 → ボード へと、力を伝え、
ボードの向きを変えていくことが、
ターンの初歩的な動作になっていきます。

スノーボードは素直の乗り物

なんたって1枚の板の操作だけですから、
実にシンプルな運動で滑ることができるんです!

力が強い…
足が速い…
器用さ…
など、

身体能力は、滑れることに関係ありません。

自転車に乗れるようになるのに、「 運動神経のよさ 」は求められませんよね。

新しいことをおぼえるとき…

「 飲み込みがいい 」
とか
「 センスがいい 」
などと、いわれますが、

できるようになる速さに個人差があるだけです。

大切なのは、
先入観をもたない「素直さ」と、
寒さにめげない「忍耐力」です。
(笑い)

自転車が前にスーと走りはじめると、自然にバランスが取れてくるように、
スノーボードも、坂を滑っていくことで安定するんです。
まして、坂を下るだけなので、ペダルをこぐ必要もないんですよね。

必ず、滑ることができます!

段階をおいながら、
「 遠くを見て、手を広げて、身体を回す 」
この動作を繰り返していくことで、必ず滑れるようになります。

念のため、危険回避に向けて、

「 痛くない、安心な転び方 」
「 怖さをなくす、安定した止まり方 」

も、習得していきましょう。

安心な転び方は…

「 低く、小さく丸まって、ゴロンと転ぶ 」

ことが、お薦めです。
高い姿勢のままでは衝撃が大きいので、
痛みを和らげる動作が大切です。

滑りが止まるとパタンと倒れてしまいがちですが、
安心な転び方を身につけていれば、
痛い思いをしないで止まることにもつながります。

安定した止まり方は…

「 身体を回す 」ことで、
斜面に対してボードを横向きにしていき、
「 ザー ザー 」と、ボードをずらしながら、

体重をボードにかけて、
山側のエッジをブレーキに使います。

ブレーキ操作のきっかけは、
目線や腕のリードで全身を回していき、
ボードを回旋させていきます。

滑るスピードを落とす動作がつかめたらしめたもんです。
怖さもスーッと消えていきますから、
安心感が高まって、上達のスピードを速めます。

バランスがとれてきます!

怖さがなくなることで、
身体の余計な力が抜けて、

バランスもとりやすくなってくるんです。
適度なスピードで滑る方が安定します。

バランスがとれてくると、
転ぶことは、ぐーんと減ってきますから、
さらに、続けて滑れるようになります。

「 遠くを見て、手を広げて、身体を回す 」ことは、
ボードの向きを変えていく「 ターン 」の動作でもあり、
止まるための第一歩になります。

「 スノーボードは危険だから… 」

「 仕事に差し支えてしまうから… 」

「 ケガをしてしまうと、なかなか治りにくい… 」

確かに、転びやすいスポーツですから、
そのリスクの高いことは否めません。

シーズン中のケガは2~3名です

これまで20年以上にわたって、
毎年2,000人前後の方のレッスンに関わってきました。

しかし、転んで身体を痛めてしまい、
レッスンを続けることができなくなった方は、
シーズンに2~3名程です。

無理をせず、段階を踏んで、基本から習得していけば、
レッスンで、ケガをする可能性は0.1%程度なんです。

プライベートレッスンは、安心なスノーボードをめざし、
支え、励まし、必ず達成するという気持ちを応援します!

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